幸せのかたち
先日、多可町の余暇村公園へ犬のナミと一緒に紅葉を見に行ってきました。
おばあちゃん犬のふぶきはお留守番。
陽に当たるもみじが真っ赤に輝いていて、とても美しかったです。
イチョウの黄色も美しく、青空の下、自然が作り出すカラフルな色が目を楽しませてくれました。
自然が作り出すグラデーションはなんとも素晴らしいですよね。
気温もちょうど良く、とっても気持ちのいい、幸せな時間でした。
兵庫県多可町に移り住んで5ヶ月が経ちました。
引っ越ししてすぐにまた引っ越ししたり、選挙のお手伝いで人生初のウグイス嬢をやったりと、なんとも濃〜い5ヶ月でしたが、おかげで沢山の人と知り合い、沢山の場所を訪れ、この町の良いところに沢山触れることができました。
多可町、いいところです。
ナミと散歩していて、ふと思い出したのは、3年前の冬の北海道。
ナミとふぶきと一緒に雪の上を散策していた朝のこと。
子供のナミはものすごい勢いで林の中を駆け巡り、おばあちゃんのふぶきはゆっくりトコトコ。
朝の日差しがあたり一面の雪に反射して、キラキラ眩しく輝く。
なんて美しいんだろう。
凛とした空気。
シンとした林の中に響く雪を踏む音。
天に向かって力強くそびえ立つ木々。
後ろから近づいてくる二匹の足音。
なんでもない日。
でも、そんななんでもない日が、幸せな日として記憶に蘇る。
夕陽に照らされて、さらに赤く染まる紅葉の木々。
赤い絨毯の上ではしゃぐナミ。
柔らかい風。
秋の香り。
青空、太陽、鳥のさえずり。
また幸せをたくさん見つけた。
幸せのかたちは人それぞれ。